阿野俊郎（あのとしろう）。生まれは沖縄県那覇市。１５歳で教会に行くようになり、１６歳で洗礼を受ける。２４歳で東京の駒込にあるアッセンブリー教団の神学校に入学。卒業後、沖縄の西原シオン教会の牧師として３年３ケ月務める。教団理事会からの要請を受け、聖書の創世記１２章１～３節の言葉によって、神様のみこころであると確信し、鹿児島に移り、谷山福音教会の牧師となる。鹿児島に来て後に、自分の先祖が１７７４年に鹿児島県山川町（薩摩国山川）に生まれた阿野甚兵衛という方であったことを知る。彼が１８０２年に鹿児島県の与論島へ横目（大目付）として渡って来た後の子孫であること、先祖の地である鹿児島に、神様によって遣わされたて来たと知る。初代宣教師ボーグメン師が、この教会を離島伝道の拠点として、また福音を宣べ伝えるセンター教会となることを願って始めたことを思う時、鹿児島、離島、沖縄の３つのルーツを持つ自分が、そのビジョンを引き継ぐために、ここに導かれたのだと確信し、残されたわずかな時間を、そのために捧げて生きている。小さな島々に住む人々も、大都会に住む人々も、同じように神に愛され、救いを願われている大切な方々です。イエス・キリストの十字架は、どの人をも救うための神様の愛のわざ、神様の唯一の手段、そして、リアルな現実です。